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注目!中堅ハウスビルダーの取り組み 第3回 株式会社拓匠開発様

投稿日:2020年2月26日 更新日:

すむラボ特集「注目!中堅ハウスビルダーの取り組み」は大手のハウスメーカーがその企業力を活かしてパワーコミュニケーション行う中で、中堅ハウスビルダーはどのような取り組みや特徴出しをすることで差別化を狙っているのか。

選ばれる中堅ハウスビルダーにはどんな共通項があるのか、それを実際に対面取材させていただくことで解き明かし、普段のビジネスにお役立ていただこうという特集を展開します。

中堅ビルダー特集第2回は 千葉県に拠点を置く株式会社拓匠開発様

株式会社拓匠開発

1988年設立 資本金7,000万円 従業員数70名 宅地造成・開発と千葉市を中心とした新築戸建て分譲を大きな柱として展開。
「本能に感動を」をビジネスコンセプトとして掲げ、独自性の高い商品の供給を行うことで、7つのプロジェクトでグッドデザイン賞を受賞、平屋住宅の供給では千葉県No1となるなど多くの実績を積み上げている。

今回お話を伺ったのは経営企画本部 長谷部 茜様

Q.拓匠開発様は新築戸建て分譲やリフォームなど様々な取組をなされてますが、主力商品とは何ですか?
A.売り上げの約半分が従来の事業である宅地造成、約半分が10年前より取り組みを始めた分譲地供給となっています。

もともと拓匠開発は土木の会社で、宅地造成を行いそれをハウスメーカーさんに卸すという業務を行っていたのですが、約10年前に現在の工藤英之に社長が変わってから「土地だけ売っていてももったいない」ということで、自分たちでも家も作っていこうという形で分譲地の取り組みが始まりました。現在では売り上げの約40%が宅地造成、40%が分譲地という構成になっています。その他リノベーションや椿森コムナといった事業となっています。

企業姿勢としては経営理念の「本能に感動を」に基づき、面白いことや地域活性化につながることも含めて何でもやっていこうという姿勢で取り組んでおり、得意としている家づくり街づくりをベースとしつつ、本業で稼いで地域のお祭りやコムナといった事業で地域貢献していくスタイルをとっています。

それも今の社長に変わってからの方針で、”地域とのつながりが大切だ”っていうことは「当たり前」のことだと思っています。地域を大切にすることって、難しく考えることではなく、千葉に住み、千葉で商売をしているなら、千葉の人を大切にすることは、当たり前のこと。シンプルだと思います。

Q.7つのプロジェクトでグッドデザイン賞など受賞されるなど、商品づくりには強いこだわりが見られますが、その源泉となっている部分とは?
A.経営理念「本能に感動を」に基づいた品質基準や「拓匠力」というものを大切にしています。

商品づくりにおいては弊社の経営理念に基づいた品質基準とか拓匠力というものがあり、すべてはそこが根源となっています。「本能に感動を」という想いがこもっていなければ、そもそも社長に提案してもに通りません。さらに”発想力””トコトン力””やっちゃう力”という「拓匠力」というものを大切にしており、アイデア(発想)を思いつき、それをとことんやり抜く、やりつくすというところに弊社の産み出すものの根源があります。

では、その「発想力」や「やっちゃうため」に必要な技術力がどこから生まれてくるかというと、多くは海外にヒントを得ていて、年に1度、アメリカの全米住みたい街No.1のポートランドというところに社長はもちろん、入社1年目・2年目といったような若手を必ず視察に行かせるという研修をやっています。

https://www.gousa.jp/sites/default/files/styles/hero_m_1300x700/public/images/hero_media_image/2016-11/Drone.__72%20DPI.jpg?itok=jhGikGPzアメリカ オレゴン州 ポートランド

実際に「椿森コムナ」のツリーハウスや、昨年グッドデザイン賞を受賞した「アラ・ラ若葉桜木」といったプロジェクトは、そのポートランドから着想を得ています。ポートランドの自然と食とか人が融合した環境を再現したのが、椿森コムナのツリーハウスの下にキッチンカーを配置してみんなでワイワイ楽しむという仕組み・仕掛けで、アイデアも技術もポートランドからヒントを得てやり抜いた結果、誕生したものです。

そうしたアイデアはポートランドでは当たり前でも、千葉駅から徒歩10分以内の圏内にそれを持ってくる。アラ・ラ若葉桜木の分譲地でも子供たちが道路に落書きしたものをアートとして取り入れる、そういったものを千葉でやっちゃうみたいなところがある意味オリジナルだと思っています。

Q.オリジナルの部分では、千葉県内平屋分譲No.1という実績を誇っていますが、なぜ平屋についての取り組みを始められたのですか
A.一言で申し上げますと、「他社が行っていないから」です

拓匠開発はお客様に「あっ!」と言わせる仕事をする、という目標を持っています。そのためには、同業他社がやらないことをやっていきたいんです。いわゆる、ブルーオーシャン戦略です。新しいことを成し遂げていくには、勇気もいるし、もの凄いエネルギーが必要です。しかし、それを成し遂げたからこそ、私達が想像していたことを遥かに超える結果を勝ち取ることができる。そこまでやって、初めてお客様の感動につながると思っているのです。私達はただ住宅を建てるだけではなく、そこに住む方々がどのような暮らしを営んでいくのかということを見据えた街づくりをしています。

注文で平屋を建てるケースは他社にもあったものの、二階建てに囲まれた平屋は景観も美しくない。分譲で平屋を行うには広い土地が必要で、二階建てと比較すると広い区画をとるため売上・利益はとれない。しかし拓匠開発は、お客様に感動を届ける街づくりをするため、空をも街並みの一部にできる平屋の取り組みを行っています。なお、平屋の街づくりも海外(オーストラリアやアメリカ)からヒントを得ております。

Q.そうした独自性の高い取り組みを発信するマーケティングの部分でも、独自の活動をされておられるようですが、その取り組みについてお聞かせ願えますか?
A.ブランド戦略部という専門部隊を持ち、社内で一貫してマーケティングの計画作りから制作まで行っています。

弊社では5年前にブランド戦略部という部隊を編成し、マーケティングの戦略、企画、デザイン、制作、広告、反響管理など、ブランド戦略部のメンバーですべて行っております。

弊社の情報発信の考え方は、社長の想いとか経営理念とか、そういうものに基づいて全員が同じ方向を向いてなければいけないという考えがあって、外部の広告代理店さんにお願いしてしまうと、そうした大切な部分がおろそかになってしまう、ただの作業になってしまうという懸念を持っており、ブランド戦略や情報発信という部分は自社で一貫して行うことで、方向性や目的を統一しスムーズに連携を取りながらやっていくことが大切だと考えています。

また、現在の集客・反響獲得はWEB広告で行っていますが、弊社が大切にしているのはもうちょっとお客様に近い場所での活動、分譲地でのパーティであったりイベントへの集客を力を入れてやっていて、検討層のお客様であっても、既存契約のお客様であっても、お客様とのつながりをすごく大事にして活動することを心掛けています。

千葉県平屋住宅供給No.1の拓匠開発様は、社長の熱い思いに共感した社員全員が同じ方向を向いて、誰もやらないことを「トコトンやっちゃう」実行力・実現力を持つとても素敵な会社でした。

取材協力

株式会社拓匠開発 https://takusho.co.jp/

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